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「価値ある時を求めて」
しわす!(ノルマ達成)
まずは簡単な挨拶。キスケです。20歳、学生です。
カラーガードをしています。理由はかっこいいからです。
新シーズン一発目のブログを担当させていただきます。つい最近ルーキーとして入ったつもりが、今となっては3年目。
ってことで。新シーズン始まったぜ。集え。(血涙)
初めてブログを書かせていただくにあたって、過去に投稿されたブログをもう一度全て読んできました。その直後にこれ書いているのですが…改めて高尚な覚悟と理由を持ってマーチングに取り組まれてる方が大半、というかほぼ全てですね。冷や汗が止まりません。私は一体何をしているのでしょうか。
ブログ、書いてみたいな〜って思ってたんですけどね。以前、直近にブログ書いた人が次の練習の時に内容をイジられてる光景を見たんですよ。明日は我が身と思うと怖くてですね。なので新シーズンの始まったこのタイミングで書かせていただきました。
もしも私を直接イジりたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ今シーズンに参加して生キスケにツッコミを入れに来てください。お待ちしております。
さて、このままではドリスカ公式のインスタ投稿でしかブログを読まない方々に本意を伝えられなくなってしまうのでそろそろ羽織を引くとしましょう。
これを読んでいる皆さんは「自分の人生には価値がある」と思っていますか?
20歳の若造がなにをww、とお思いでしょうが、ここは冷笑せず。もう少しだけお付き合い下さい。
『私は楽しい人生を送っている』『私自身の価値はこれからつけていく』『私の人生はなんて無価値で意味の無い物なのだろう』
様々な自認があることでしょう。
ちなみに私は自分の人生に価値がある、だなんて微塵も思っていません。いや、「思わないようにしている」が正しいです。
価値があると、大事にしてしまう。
挑戦をできなくなってしまいます。そんな人生こそ、価値がないと思いませんか?私は思います。
難儀なものですよね。人生に価値がある。と思うほど価値がなくなっていく、と私は感じてしまうのです。いつまでも貪欲に価値を求めている最中であることにこそ、意味があるらしいのです。
この考え方はビートたけしこと、北野武様の言葉を引用し、自分なりに解釈したものです。かっこいいですね。

さて、既成人の主張もここまでに。
こんな考え方になったエピソードトークをさせてもらいます。
私は小学校入学から中学校卒業までの約9年間、剣道をしていました。仲間たちと辛い稽古を乗り越え、共にに泣いたり笑ったり。強い仲間に恵まれたおかげで、全国大会会場の日本武道館で仲間たちと円陣を組んだりもしましたね。間違いなく、私の人生において一番深く長く行動を共にした大切な仲間と時間でした。
そこから一転、大濠高校に入学するとカラーガードを始めました。簡単に言うと、旗やライフル銃の形を模した道具を使ったダンスです。親や道場の先生、剣道の仲間たちにはそれはもう笑われました。
高校入学当初、9年間同じ人達と剣道だけをし続けてきた当時15歳の私は危機感を覚えていました。本当に今のままで良いのか、と。思春期ですね〜かわいい。
高校でも剣道を続けることは可能でしたが、片道1時間半以上かけて通学する必要があった私にとってあまり現実的では無い。そう考え、私は心機一転、何か新しいことを始めようと決めました。そんな心持ちで吹奏楽部の部活動紹介を見たのですが、それはもう驚きましたね。
ルパン三世のテーマを演奏に合わせて空気の抵抗を受け唸るフラッグの生地。
高くほおり投げたライフルを掴む人達。
あれが出来たらさぞかっこいいだろう。剣道の仲間たちにも自慢出来る。わくわく。
そう思い、私は吹奏楽部・カラーガードパートに入部しました。
入ってみると周囲にはバレエ・新体操・ダンス・そもそもガードやマーチングの経験者など下積みのある方たち。中には、「この先生の指導を受けるために入部した。」「遠方から大濠高校でマーチングをするために下宿している。」そんな意欲のある方ばかりです。
一方の私、身体はカチカチ。(今もですがね)
モチベーションは勧誘で面白そうだな〜と思ったから、と言うだけ。
さらに、まだまだ男性社会だった剣道にどっぷり浸かっていた私にとって、異性とのコミュニケーションなどもってのほか。(これは完全に言い訳)
友達ができた・できなかったの話ではありません。当時の私は同期、先輩・後輩、その保護者の方々、OBにOG、顧問の皆様、etc…に多大なるご迷惑をおかけしたことを強く覚えています。今でも思い出してしまったら刹那。後悔と羞恥心の影響で大声で奇声をあげながらのたうち回るほどです。実際、この文章を書きながらクネクネしてます。キエエエエエエッ!!(猿叫)
今から振り返ってもそんな状態だった当時の私がカラーガードを続けた理由はひとつ。
「楽しかったから」です。
今まで出会ったことのないタイプの人との出会いが。ステージの横で演奏演技をする先輩方を見つめることが。自分自身の成長を感じる瞬間が。
全てが新鮮で、キラキラと輝いて見えました。心から楽しかったのです。さいたまスーパーアリーナに立った時なんて魂が震えてきました。
私は今でも、未知との出会いを喉から手が出るほど欲しています。(最近コスプレの衣装を購入しました)
何かを変えることは何かを捨てることに近いです。鍛えられた精神性や、苦楽を共にした仲間は一生モノですが、血のにじむ努力で身につけてきた技術や知識を蔑ろにするものでもあります。
人生の大半を剣道注いできた私にとって、それを捨てる事、この大きな変化を実行するためにとてつもない覚悟が必要でした。
しかし、そのおかげで知らない世界を見ることができました。実際、なんだかんだ引退までガード続けましたしね。
同窓会で大変お手数をかけてしまった顧問の先生とお会いした時に「キスケはよく最後まで続けたよね」と言われたことを強く覚えています。
そんな高校生活も終え、すぐにドリスカに入団しました。ずっと憧れだったマーチングを作り上げた先輩のたくさんいる一般団体の世界に。高校の頃は遠い世界のように感じられた一般の部の仲間入りです。人見知りの私は、最初こそかなり無理をしましたが、今となっては場所となりました。だいぶ私のアナザースカイです。

私にとって大学とバイト先と家の往復だけではあまりにつまらない。実際、昨年度のシーズンを終えて4月までのおよそ2ヶ月半はめちゃ暇でした。何をしていたのか覚えていません。得たものといえば、8kgほどの贅肉です。
そんな日々から打って変わって、3月15日の先ずはカラーガードコンテストに向けて初めての練習から毎週日曜日がとても楽しみです。志を共にしたみんなと同じものを作っていく。その過程の中で生まれる人間関係や、自身と周囲の方々のスキルの成長がとても心地よい。
まだひと月しか経ってないのか、と思うほど濃密な時間です。わりと最近練習始まったのに、もう半分以上は振りとドリルが入りました。わりと最近知り合ったのに、この前年下の後輩達にきーちゃんと呼ばれました。フレンドリーでありがたいですね!困惑も多いですが。
こんなふうに、私は20年ちょっとの短い人生は継続と変化によって作られてきました。
継続によって多くを得ました。変化によって多くを失い、そして新たな何かを得ました。おかげで様々な世界や人との出会いや別れを体験して、私の人生は味わい深くなっていっているのだと思えています。
何もしなくても変化だらけの日々の中、能動的に何かを変えることも、続けることも。勇気と時間が必要です。毎週日曜と年間2桁万円の支払いによって仕事や学業、自分のための時間が減るのは間違いなく、そのせいで何かしらの不利益が起こるのは避けられないでしょう。(落単怖すぎ)
しかし、そんなリスクを冷や汗ダラダラで無視してでもマーチングを続ける価値があると信じて、私は性懲りも無くドリスカ3年目への参加を決めました。
失敗にも価値が発生するらしいですよ。一旦見て見ぬふりしてみません?どうか変化を、挑戦を恐れず、みなさんもすこーしだけ、いっしょに人生を棒に振ってみませんか?私はフラッグを振って待っています。
ここまで読んでくださった皆様へ
なかなかツウですね。かなり強い根気の持ち主です。感服でございます。
私は口下手で、基本あまり喋れない人なのでこの場をお借りして好き勝手にダラダラと書き散らかせていただきました。
カラーガードに対する思いを色々書かせていただきましたが、私にはマーチングに対して強い覚悟も深い後悔もありません。ただただ求めているものはただ1つ。
「幸せ」です。
私自身や、私の周囲の人の幸せを求めてマーチングを続けています。なんか臭いこと言ってますね。自分に酔っている部分もあります。
しかし、そんな薄っぺらい物でも良いと、私は思います。
それでは、リスクを背負うと決断した勇敢な皆様とお会いできる日を心より楽しみにしています。
した!(ノルマ達成)



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