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「獲りにいく」
こんにちは!ドリスカ2年目、トランペットパートのイツキです!
いつもはふざけまくっている自分ですが、たまには真面目にということで、頑張って書きますので、最後まで読んでいただけると幸いです😊
さて、先週は長崎県にある島原復興アリーナにて、第53回マーチングバンド全国大会九州予選が行われました。私たちドリスカはこの大会に特別な思いを抱いて臨みました。

話は昨年に遡ります。僕にとってはドリスカルーキーイヤー。大学の部活動(吹奏楽部)の影響でドリスカの練習への参加が遅れたのに加え、高校でM協のマーチングをしたことのなかった僕にとっては、右も左もわからない状態で、毎週の練習に喰らいついていくのに精一杯でした。けれども、たくさんの人数で一つのショーを作り上げていく喜びや達成感は、練習のキツさや苦しさを綺麗さっぱり吹っ飛ばしてくれました。「やっぱりマーチングって気持ちいい!」そんなことを考えているうちに、九州大会はあっという間に来ました。昨年の大会から、九州から全国大会に行くことのできる枠が1枠だけとなり、例年以上にプレッシャーのかかる大会となっていたことに加え、冒頭のソロを任されていた自分は緊張で押しつぶされそうになっていました。でも緊張しててもしょうがない。「俺のソロで会場中を鷲掴みにしてやる!」そうやって自分を鼓舞して本番に臨みました。本番中の記憶はほとんどありません。今までの練習の成果を十分に発揮しました。
――― 発揮したつもりでした。
結果として、全国大会への出場はできませんでした。結果発表に間に合わなかったため、みんなでトラックに積み込みをしてる最中に結果を知りました。頭の中が真っ白になりました。「なんで?」「何かの間違いだよね?」そんな思いが頭の中を駆け巡りました。きっとみんな同じだったと思います。というのも、ドリスカは今まで何年も連続で全国大会に出場していたので、どこかに「今年も大丈夫だろう」という慢心があったんだと思います。そんな気の緩みが招いた結果に、悔やんでも悔やみきれずに帰りのバスの中でこっそり泣いたことを今でも鮮明に覚えています。「何が足りなかったんだろう。」「もっとできたことがあったのか?」そんなことを考えているうちに、ある一つの考えに辿り着いてしまいます。それは「自分のソロがもっとうまかったら勝てたのではないか?」という考えたくもないことでした。今思うと、その考えも傲慢なのかもしれませんが、当時は、その考えがずっと頭にこびりついて、永遠に自分を苦しませ続けました。「今まで一緒にショーを作り上げてきた仲間やコーチの方々、応援してくれる家族や友人、そしてこれまでドリスカの歴史を紡いできたOBの方々に申し訳なさすぎる。」「もうここに自分の居場所はない。」「マーチングはもう辞めよう。」そう思っていました。
年明けから演奏会に向けての練習が始まったドリスカでしたが、僕はしばらくの間、マーチングが楽しいと思えない時期が続きました。楽器を吹いても、歩いても、九州大会のあの景色がトラウマのようにフラッシュバックし、自分を苦しませるんです。そうして迎えた演奏会。見に来てくれた観客の笑顔や拍手喝采を聞くと、今まで悩んでいたことが馬鹿みたいに思えました。そして、「やっぱ、マーチングって最高やん。絶対辞めん。負けたまんまじゃ終われん。」そうやって次のシーズンへのやる気がみなぎってきました。
話はようやく今年に戻ります。(長々とすみません💦もう少しで終わります🙇♂️)
「ぶっちぎり」というキーワードを掲げてリベンジに燃える今年のドリスカ。僕も心の中に密かに一つの「ぶっちぎり」を掲げることにしました。それは、「ぶっちぎりの楽器の技術」。昨年楽器で迷惑をかけた分、今年は楽器で取り返したい。楽器で生み出したトラウマは、楽器で克服するしかないと考え、この目標を掲げました。そして、気がついたらもう今年の九州大会です。もうほんとに昨年よりもあっという間に時間が流れていきました。きっと昨年以上にドリスカの人たちと仲良くなって、楽しかったからだとおもいます。今年は自分のソロはありませんでしたが、やっぱり本番前は緊張します。でも、周りのドリスカの人たちを見ると、不思議と「このメンバーとならきっと全国を獲れる。」そう思えました。これは傲慢なんかじゃありません。そう言い切れるくらい頑張ってきたし、今のメンバー、特に同じトランペットパートのメンバーを頼もしく感じていました。そんなことを思いながら迎えたドリスカの時間。今年はとにかく楽しんでショーをすることができました。やれることはやった。あとは結果を待つだけ。自然とそう思えるほど気持ちのいい本番でした。
結果として、無事に全国大会への推薦をいただくことができました。

自分たちの名前が呼ばれた瞬間のあの感動は一生忘れることはないでしょう。(ドリスカのエントリーナンバーを勘違いしていて、一瞬だけ絶望したのはまた別のお話😅)1年間頑張ってきたことが報われて嬉しかったのと同時に、昨年とても悔しい思いをしたことを思い出して、挫けずにやってきてよかったと、心の底から思いました。
でもこれがゴールじゃありません。ドリスカはこの先も全国大会、そして来年以降の未来に向かって力強く進んでいきます。
ドリスカはこの1年間で大きな壁にぶつかり、苦しみ、そして更に強くなりました。このブログを読んでくれている未来のドリスカメンバーと、いつかこの素晴らしいチームで出会えることを楽しみにしています!
最後に、いつもこんな自分を応援してくれる家族や友達、そして支えてくれるメンバーには心から感謝をしています。いつもありがとう!!





FUKUOKA DreamScouts performance corps